GEMBAよさコンとは
GEMBAよさコンは、高知で生まれた「よさこい」にちなんでおります。
「よさこい」とは土佐弁で「夜に来てください」という意味で、よさこい祭りの歴史は戦後、経済復興・地域おこしを目的に高知県商工会議所が中心となり誕生しました。 それから半世紀、よさこい祭りは日本各地に広まりその数今や200以上といわれています。 それでも「鳴子を手に持って踊る」という基本の形はほとんどのお祭りで受け継がれ、守られております。
この鳴子という楽器が人々の心をつかみ、「よさこい踊り」に必須のアイテムとなっているからです。
また、その鳴子の魅力を最大限に引き出すのも「よさこい」の振り付けの妙味なのではないでしょうか。
GEMBAよさコンでは、楢川産の鳴子(楢子)または鳴子を手に持つか、身につけて踊り、 その魅力を最大限に生かすような振り付けをすることを基本ルールといたします。
楢子ストーリー
鳴子(なるこ)とは、高知を代表とするお祭り、「よさこい鳴子踊り」で使われる楽器です。この鳴子を両手に持ってカチャカチャ鳴らしながら、オリジナルの音楽に合わせて踊ります。もともと田畑に吊るして音で鳥を追い払う道具として使用されていましたが、それを、第1回よさこい祭りの時に、作詞作曲を依頼された高知市在住の武政英策氏が、「阿波踊りの素手に対して、こっちは鳴子を手に持とう」と提案したものが、現在まで受け継がれています。今では、よさこい祭りだけでなく、全国のYOSAKOI方式のお祭りでも欠かせない象徴的なツールとなりました。
GEMBAよさコンでは、塩尻らしさを出すためにオリジナルの鳴子を製作しましたが、新市合併に伴い新塩尻市の仲間となりました「楢川村」にちなみ、また「地場産の楢の木」を使用しているため、『楢子(ならこ)』と命名しました。
楢川漆器青年部の皆様のご協力を得て、形は玄蕃まつりの伝統を継承し「キツネ」をイメージし、赤と黒の「漆」を手塗りにて仕上げております。